禁煙と喫煙の間

タバコに関するあれこれ

末期的形態を経て

もう更新することはないと思っていたが、ついさっき、パイプに火をつけて一服したところなので、久しぶりに何か書いてみよう。

そもそもなんでパイプなんぞをまた取り出したのか。これは、会社での改革というの名の改悪によって、イライラが募っていたことによる。ニコチンによる鎮静効果を期待してしまったわけだ。そこで、なんとなくやめていたパイプにふたたび火をつけた次第である。

パイプたばこを買ったのが、去年の9月。もう一年以上も前だ。そんなものが吸えるのか、といえば、これがまったく問題ない。パイプたばこのもちのよさは驚くばかりだ。捨てずに置いておいてよかったと思う。

久しぶりのパイプはじつにうまかった。イライラした気持もすっとおさまったと思う。なによりも、こうしてブログを更新する気になったことが、気分のよさをいちばんよく表しているだろう。

私は煙草で鼻と喉を傷めたので、もう喫煙者には戻れないが、喫煙しなければ治るかというと、それはどうやら無理のようだ。どのみちこれから一生、鼻と喉の不具合とつきあっていかなければならないのなら、悪化させない程度で、パイプタバコを楽しむのは、自分に残された数少ない楽しみとして、許容の範囲内ではないか思っている。

何度もいうようだが、喫煙は文化なので、そういうものと細々とでも縁がつながっているのは、自分にとって嬉しいことだ。